平成あるある|テスト勉強や徹夜にレッドブル・モンスターエナジーをガブ飲みしていた青春

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平成あるある~「レッドブル」や「モンスターエナジー」などのエナジードリンクを、テスト勉強や徹夜の時にカッコつけてガブ飲みする。

テスト前夜や受験勉強の追い込み、部活の朝練前。平成の学生時代を過ごした人なら、コンビニでレッドブルやモンスターエナジーを買い込み、「これで乗り切る」と言わんばかりにガブ飲みした経験がある人は多いのではないでしょうか。実際に効果を体感できていたかどうかは別として、缶を片手に机に向かう姿はどこか誇らしく、少し背伸びした気分にさせてくれるものでした。派手なデザインの缶をテーブルに並べるだけで、なんとなく気合が入った気がしたという人もいるはずです。この記事では、平成という時代とエナジードリンクの関係を振り返りながら、あの頃の空気感や、当時ならではの「あるある」を思い出していきます。

1.エナジードリンクが青春の必需品になった時代

平成は1989年から2019年まで続いた時代ですが、後半になるにつれてエナジードリンクは学生や若い社会人にとって身近な存在になっていきました。深夜のコンビニに立ち寄ると、冷蔵ケースにずらりと並ぶ色とりどりの缶。テスト前の教室でも、机の上にそっと置かれたレッドブルの缶を見かけることが増えていきました。

眠気覚ましの手段としては、それまでコーヒーやカフェイン入りの錠剤が主流でしたが、スタイリッシュな缶のデザインと「翼をさずける」というキャッチコピーは、単なる眠気覚まし以上の特別感を演出してくれました。勉強や作業のお供というより、頑張っている自分を後押ししてくれるアイテムとして受け入れられていった印象があります。友人の間で「今日はどれ飲む?」と選ぶこと自体が、ちょっとしたイベントのようになっていた学生も少なくなかったでしょう。

部活動の朝練前に飲む先輩の姿にあこがれ、自分も真似して買ってみたという人もいれば、受験期に「これを飲めば頭が冴える」という周囲の噂を信じて挑戦した人もいたはずです。エナジードリンクは単なる飲み物というより、平成後期の学生生活を彩る小道具のひとつになっていました。

2.レッドブルが日本に上陸して広まった理由

レッドブルは2005年に日本へ上陸し、2006年4月から一般販売が始まりました。オーストリアで生まれたこのブランドは、スタイリッシュな缶のデザインと海外のスポーツシーンで使われているイメージを武器に、日本でも徐々に存在感を高めていきました。

当初は都市部のクラブやスポーツイベントを中心に浸透していきましたが、コンビニでの取り扱いが広がるにつれて、学生の間でも「勉強のお供」として定着していきます。値段は缶コーヒーよりやや高めではあったものの、その分「特別な一本」という位置づけになり、ここぞという場面で選ばれる存在になっていきました。

赤と青の細長い缶を手にしているだけで、なんとなく海外の空気やおしゃれな雰囲気を感じられたのも、レッドブルが支持された理由のひとつでしょう。缶を開ける「プシュッ」という音とともに気合を入れ直す、そんな儀式のような使い方をしていた人も多かったはずです。

3.モンスターエナジーの登場でさらに加速したブーム

2012年、アサヒ飲料がモンスターエナジーの日本国内における独占販売権を取得し、発売を開始しました。アメリカ生まれの大容量デザインと、黒地に緑の爪痕マークというインパクトのあるビジュアルは、それまでのエナジードリンクの印象を大きく塗り替えました。

レッドブルよりも容量が大きく、価格面でも手を伸ばしやすかったことから、部活帰りの学生や深夜まで作業をする社会人の間で急速に広まっていきます。この頃になると「テスト勉強のお供はレッドブルかモンスターか」という会話がされるほど、両者は平成後期の若者文化に欠かせない存在になっていました。

大きな缶をリュックに入れて登校し、休み時間にこっそり飲む。そんな光景が全国の教室で見られるようになったのもこの時期からです。フレーバーの種類も徐々に増えていき、好みの味を語り合うこと自体が友人同士のコミュニケーションのひとつになっていた面もあります。

4.「カッコつけてガブ飲み」という平成らしい光景

エナジードリンクを飲む理由は、単純な眠気覚ましだけではなかったように思います。深夜のファミレスや自室の勉強机で缶をあおる仕草には、どこか「これだけ頑張っている」という自己演出の意味合いも含まれていました。

友人同士で「今日は何本目?」と競い合ったり、SNSに空き缶を並べて撮影したりする光景も、平成後期ならではのあるあるでした。効果の実感以上に、缶を開ける瞬間の高揚感や、頑張る自分に酔いしれるような感覚こそが、多くの学生を惹きつけていた理由だったのかもしれません。

特にテスト期間中は、参考書の横に空き缶をいくつも並べて「今日はこれだけ頑張った」という証のようにしていた人もいたでしょう。実際の勉強効率よりも、気分を盛り上げるための小道具として活躍していたエピソードは、今振り返るとどこか微笑ましいものです。

5.エナジードリンクとカフェインの付き合い方を振り返る

一方で、エナジードリンクには一般的にコーヒー並み、もしくはそれ以上のカフェインが含まれていることも知られるようになっていきました。テスト前になるとつい何本も飲んでしまい、動悸や寝つきの悪さを感じた経験を持つ人もいるでしょう。

近年ではカフェインの過剰摂取への注意喚起も広く行われるようになり、当時を振り返ると「あの頃は勢いで飲んでいたな」と苦笑いする人も少なくありません。とはいえ、あの独特の炭酸とカフェインの刺激が、深夜の勉強や作業を乗り切るための小さな儀式だったことは間違いないでしょう。

今であれば、カフェインの摂取量や飲むタイミングを気にしながら選ぶ人が増えていますが、当時は「とにかく眠気を吹き飛ばしたい」という一心で、深く考えずに何本も開けていたという人も多かったはずです。良くも悪くも、その勢いの良さが平成という時代らしさだったのかもしれません。

6.今でも語り草になる平成のエナジードリンクあるある

当時を知る人同士で話すと、必ずと言っていいほど盛り上がるエピソードがいくつかあります。たとえば、テスト前日に「絶対に寝ない」と決意してエナジードリンクを開けたはずが、飲んだ直後に気が緩んで結局寝落ちしてしまったという話。せっかく気合を入れて買ったのに、勉強が捗るどころか安心感だけを得て眠ってしまうというのは、多くの学生が経験した苦い思い出のひとつでしょう。

また、部活の合宿やテスト期間中の自習室では、複数の缶を机に並べて「今日はここまで頑張る」という目安にする人もいました。空き缶の数がそのまま頑張った証のように扱われ、友人同士で本数を報告し合うようなやり取りも、平成後期らしい光景だったといえます。深夜のコンビニで友人とばったり出会い、お互いに同じ缶を手にしていて笑い合った、という経験を持つ人もいるかもしれません。

さらに、味の好みをめぐる論争も定番のひとつでした。「レッドブル派」か「モンスター派」かで意見が分かれ、それぞれの魅力を熱く語り合う場面は、教室や部室のあちこちで見られたのではないでしょうか。こうした些細なやり取りの積み重ねこそが、平成という時代の学生生活を彩る大切な一コマだったように思います。

7.まとめ:あの頃の記憶と今の私たち

レッドブルやモンスターエナジーをガブ飲みしながら机に向かった夜は、多くの平成世代にとって共通する青春の一コマです。効果のほどよりも、頑張る自分を鼓舞するための小道具として、エナジードリンクは特別な存在だったのではないでしょうか。

令和になった今でもエナジードリンクは進化を続け、フレーバーの種類も増えています。ただ、当時ほど「カッコつけて飲む」という感覚を持つ人は少なくなったのかもしれません。ふとコンビニでその缶を見かけたとき、あの頃の徹夜の記憶や、友人と缶を片手に語り合った夜がよみがえる人もきっと多いはずです。平成という時代を懐かしむとき、エナジードリンクの缶は、思い出を呼び起こす小さなタイムカプセルのような存在といえるでしょう。


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